そらとこころ。
昨日大学のゼミ仲間と飲んでいたら、「すずのおと読んでるよ!」と言ってくれて。
嬉しいような、ちょっぴり恥ずかしいような...笑
でも、自分のために気ままに綴ったことが、一瞬でも誰かの心に残るなら。
思考や感情の記録って価値あることだなと改めて思う。
大好きな大学を卒業してまだ3ヶ月。もう3ヶ月。
あんなこと。こんなこと。あの日のことが蘇ってくる。
今でもなぜか脳裏に浮かぶ、あの言葉に出会った日。
4年前の4月。
ピカピカの大学1年生。
穴埋め的に履修した、人間とシンボルという哲学の授業。
正直、内容は全く覚えていないけど(笑)、先生がおもむろに口にした言葉だけは今でも心に残っている。
「大学生は空を見上げて、物事を考える余裕がある」
せわしく日々を過ごしている時。
心の余裕がなくなりそうな時。
私は意図的に空を見上げる。
そうすると、いつも心が穏やかになる(気がする)。
そう感じるようになってから空を見ることが多くなったけれど、どうしても虚しくなる瞬間がある。
それは「都会」で空を見上げた時。
高層ビルが立ち並ぶ空間は、空との距離があまりにも遠くて。
心にぽっかり穴が空いたようなそんな感覚。
そうモヤモヤしていたら、都会だから空を「見上げる」のだと、ふと気づいた。
目の前に空が広がる、そんな場所に何度も出会ってきて。
見上げなくても視界に空が映るから、心落ち着けるのかなぁと。
写真は上からタンザニア(カスル)、カンボジア(トンレサップ湖)、長崎(茂木)、宮城(唐桑)の空。
世界中、日本中、どこの空にも、そこにしかない表情がある。
空をテーマに旅するのもありだなぁんて思ったり*