すずのおと*

〜「ソーシャルワーカー」へのみち〜

なつまつり*

 

あっという間に8月が終わって夏も終わり。

 

こんなに遊ばなかった夏も初めてだけど、たーーーくさんの人たちとの関わり会いが、私をもっと大きくさせてもらった、そんな夏だった。

 

そんな夏に思ったこと。

 

同じ専門学校に通っている人とのつながりで、初めて山谷の夏祭りに行った。

まちの中にある小さな公園での2日間。

足を踏み入れた瞬間、心がえぐられるほど驚いた。

 

公園を埋め尽くすほどのおじさんたち。

寿には関わって早7,8年経つけれど、こんな光景に出会ったのは初めて。

 

公園の一角には、これまでの「闘い」の歴史がパネルになっていて。

そして、亡くなってしまった「仲間」たちの遺影と献花台がそこにはあった。

 

ウーロンハイで乾杯をする時も、ライブも、そんな「魂」を痛烈に感じた。

 

ふと思う。

 

夏祭りは、皆が集い、大切な人たちを悼み弔う、尊くて儚いものだなぁと。

きっと祭りが続いている場所や地域は、そんな心を持った人たちが多いんじゃないかなって。

 

どんな経験をしていようが、過去を持っていようが。そんなのは関係ない。

 

だからきっと、祭りが続くまちを私は好きになる。そんな夏。

 

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(写真は一昨年の神奈川新聞花火大会。今年でしばらく中止...。

最後が私の誕生日だったことに、なんだか不思議な縁を感じながら再開を心待ちに。)