まちをつむぐ。
国家試験前の気分転換に。
高校時代、お世話になった先生が主催するバスツアーに参加*
バスの中から。雲の谷間から光が差し込んで幻想的。
今回のツアーは湘南エリアでの戦跡を巡ることが目的。
高校生の時もフィールドワークでいろんな場所を訪れたけど、このエリアは初めて。
混沌とする世界の中で、過去から学ぶことがたくさんある。
駅のホームには、銃痕があるらしい。
吾妻山からの眺め。
晴れてたら富士山もみえるそうな。
かつて、平塚には海軍火薬廠があるまちだった。
赤い点は、空襲の時B29が落ちた数をあらわしたもの。
「こんなに落ちたら、絶対に人に当たるよね。」
そんな言葉が突き刺さる。全国各地、約70年前の空はどこもそうだったと思うと。
出征することが祝される時代。
今、わたしたちのまなざしはどこへ向いているだろうか。
都心にも近く、海に囲まれて貿易も盛んだった神奈川だから、戦争を「支える」まちになってしまった。そう思わずにはいられない。
これからの未来、わたしはどんなまちをつくり、つなげていきたいだろうか。
そして話は変わって。
「飲食店はまちのパブリックスペース」
この言葉を耳にした時、そこまで理解できない自分がいた。
でも、お昼ごはんで訪れたお店に入った瞬間、腑に落ちた。
これが「パブリックスペース」だと。
とっても趣のある古民家。
深みのあるあたたかい空間。
「差し上げますコーナー」のネーミングが好き。
今は「シェア」が流行りみたいに扱われる気がする、きっと一昔前は当たり前だったんだろうなぁ。
絵本やおもちゃがいっぱい。
家族連れのお客さんもいる理由がよーくわかる。
そして2階にあがると...
これまた長居したくなるような空間。
意外と気持ちよかったねころび棒。笑
こういうアンティークな家具を眺めてるだけで、なんだかほっこりする。
肝心のごはんもこだわりの食材で味わい深くて美味しかった*
いつか、こんな場所をつくれたらなぁと密かに思ったり。
高校の時、部活動のモットーだった「Think Globally, Act Locally.」
地球規模に考えて、足元から行動する。
改めて、そう生きていきたいと思う一日*