美味しい焼肉を食するように、欲しい未来に投票する。
ある休日のこと。
学校の人たち5人と高田馬場にある焼肉店へ。
今まで見たことのない厚切りタンが目の前に...♡
焼きあがるのを待っていたら、ある1人が店長に尋ねた。
「どう食べるのが美味しいですか?」
(タレの種類や焼き加減も含めて)
そして、店長さんは笑顔でこう答えてくださった。
「そう聞いてくれるのは嬉しいね。主体的に考えてくれてることでしょ。最近の飲食店だと、店側の都合で決まりきってることあるじゃない。そうすると、お客さんが受け身になって、どうしたら美味しく食べられるか思考しなくなっちゃうんだよね。」
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至福の焼肉から数日後。
電車に乗っていると、スーツを着た20代くらいの男女二人組が、イギリスの国民投票の話をしていた。(それを盗み聞きする私。笑)
そして、日本の参議院議員選挙の話に。
男性「そういえばさ、そろそろ選挙あるけど行くの?」
女性「えー、行かないかな。」
男性「そうなんだ、どうして?」
女性「だって、政治のこと全然わかんないし。笑」
私「…それはわからないんじゃなくて、あなたがわかろうとしてないんでしょ?」
と、つい心の中で思ってしまった。
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主体的に考えること。
ありきたりな言葉だけど、焼肉屋で店長さんの話を聞いて、ずっしりと心に残っている。
美味しいものを食することと、選挙に行って投票することは、意外にも通じるものがあるんじゃないかなと。
毎日の暮らしを楽しむ延長線上に、政治を真剣に考える瞬間があればと心から思う。
(私がいいたいこと、選挙の現実をわかりやすく伝えていると思う記事をシェア。多少疑問点もあるけど。)
「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
2016年7月10日、参議院議員選挙。
2012年の政権交代した総選挙も、2013年の参議院議員選挙も、選挙権がなかった悔しさ。
初の国政選挙で、意志を持って投票できる嬉しさを心に留めて。
私は私が欲しい未来に投票する。
それでもやっぱり、日本を好きでいたいから。